紅さやか


  •  山形県立園芸試験場が1979年(昭和54年)に佐藤錦(種子親)×セネカ(花粉親)の交雑によって育成し、初結実は1987年(昭和62年)  [登録番号 第2892号 1991年(平成3年)11月19日]
  •  果皮色は鮮紅色からさらに赤紫色へと色濃くなり、果肉内まで赤紫色に着色してポリフェノールの一つであるアントシアニンを含むのが特徴のさくらんぼです。
  •  果肉の硬さは中位で、多汁、糖度は約14〜19度、酸度は3.7〜3.8で「佐藤錦」並み、極早生種としては食味が良好です。


  セネカ

  • ニューヨーク州立農業試験場のリチャード・ウエリントン氏により育成され、交配は1911年、初結実は1922年、発表は1924年(大正11年)、わが国には、1926年(大正15年)須佐寅三郎氏により導入される。
  • 種子親、花粉親は不明
  • 果皮色は鮮紅色で、過熟してくると果皮色が紫黒色へと色濃くなり、果肉は柔らかく果肉内まで赤く着色するのが特徴!
  • 糖度は10〜12度と少なく、酸味は強く、食味は淡白