ブルーベリーの概要
- ブルーベリー(スノキ属)は、世界の酸性土壌の不毛地で優先的に群落をつくって生き延びてきた植物で、鳥や野生動物のよって種子が運ばれ新たな不毛地に群落が形成され、自然交雑が繰り返され種が分化した。
- 世界には、400種のスノキ属植物が広く分布しており多くが野生状態で太古から人間に利用されてきた。
- アメリカのブルーベリー自生地には多くの野生種やブルーベリーに近似したスノキ属植物が自生している。
- ヨーロッパでは東欧諸国やロシアを中心に、スノキ属の野生種(V.myrtllus)がアメリカ・カナダ・のローブッシュブルーベリーと同様に栽培されている。
- 日本にも多くのスノキ属が自生しており、浅間山のような火山の周辺(酸性地)に自生するクロマメノキ(浅間ベリー)の果実は古くから利用されてきた。
- またナツハゼ・クロウスゴ・シャシャンボなどが同じスノキ属植物である。
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