葡萄(生)の栄養成分
可食部 100cあたり
(葡萄の種類により多少異なります) |
干し葡萄
100c
あたり |
エネルギー |
59 kcal |
301 kcal |
たんぱく質 |
0.4 g |
2.7 g |
脂質 |
0.1 g |
0.2 g |
炭水化物 |
15.7 g |
80.7 g |
灰分 |
0.3 g |
1.9 g |
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ナトリウム |
1 r |
12 r |
カリウム |
130 r |
740 r |
カルシウム |
6 r |
65 r |
マグネシウム |
6 r |
31 r |
リン |
15 r |
90 r |
鉄 |
0.1 r |
2.3 r |
亜鉛 |
0.1 r |
0.3 r |
銅 |
0.05 r |
0.39 r |
マンガン |
0.12 r |
0.20 r |
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レチノール |
- μg |
- μg |
αカロテン |
- μg |
- μg |
βカロテン |
21 μg |
11 μg |
βクリプトキサンチン |
- μg |
- μg |
βカロテン当量 |
21 μg |
11 μg |
レチノール当量 |
2 μg |
1 μg |
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αトコフェロール |
0.1 r |
0.5 r |
βトコフェロール |
- r |
- r |
γトコフェロール |
0.2 r |
0.3 r |
δトコフェロール |
- r |
- r |
ビタミンB1(チアミン) |
0.04 r |
0.12 r |
ビタミンB2(リボフラビン) |
0.01 r |
0.03 r |
ナイアシン |
0.1 r |
0.6 r |
ビタミンB6 |
0.04 r |
0.23 r |
葉酸 |
4 μg |
9 μg |
パントテン酸 |
0.10 r |
0.17 r |
ビオチン |
0.7μg |
-μg |
ビタミンC |
2 r |
- r |
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水溶性食物繊維 |
0.2 g |
1.2 g |
不溶性食物繊維 |
0.3 g |
2.9 g |
食物繊維総量 |
0.5 g |
4.1 g |
文部科学省 日本食品標準成分表 2010
平成22年11月16日報告 参考
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葡萄の特徴的栄養成分
- 葡萄に含まれるビタミン類は少なく、ミネラル(無機質)は生よりも、干し葡萄(レーズン)になることで凝縮され、各ミネラル分が高まり、特にカリウムが多くなります。
- 葡萄は昔から薬として利用されてきたすごい成分を含む最強の果実で、葡萄の果皮にはオクタコサノールやポリフェノルの一種であるアントシアニンやレスベラトロールを含み、果実にはペンタペプチドを含み、種子にはプロアントシアニジンを含みます。
- カリウム
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- 細胞内の浸透圧維持・細胞の活性維持を担っていて、ナトリウムを体外に排出促進させ高血圧・動脈硬化を予防、さらに利尿作用を発揮してむくみ予防や慢性腎炎等にも効果があります。
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その他
- 甘味成分としてグルコース・フルクトースを含む
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- グルコース(ブドウ糖)
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- 糖の一種であり、動物や植物が活動するためのエネルギーとなる物質のひとつで、特に脳の通常時のエネルギー源として利用されています。
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- フルクトース(果糖)
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- 果実やハチミツなどに含まれる糖の一種で、天然に存在する糖の中では最も甘く、低温で、より甘くなる物質であり、食品や飲料に使用され、体内で消化や分解の過程を経ずにエネルギー化できるため、運動中の低血糖を防ぐ効果や疲労回復には有効な即効性のある栄養源です。
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- 酸味成分として酒石酸・リンゴ酸を含む
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- 酒石酸
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- 酸味のある果実に含まれる有機酸で、特に葡萄に多く含まれており、食品の酸味添加物として使用され疲労回復や整腸作用があります。
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- リンゴ酸
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- 和名は林檎(りんご)から見つかったことから名付けられた有機酸で、爽快感のある酸味を持つため、飲料や食品の酸味料として使用され疲労回復や整腸作用があり、抗アレルギー作用もあることが解りました。
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- ※ 葡萄が熟していくと共にリンゴ酸の量は減少します。
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